センチメンタルシティロマンスのベーシスト瀬川信二氏が昨日来訪。PJBのメインアンプとキャビを決定するため名古屋まで来てくれました。
早速当社リハスタJ’z Studioの各部屋に設置の色々なアンプをチェック。こちらは今人気のD-600ヘッドにC-4とC-8のコンパクトキャビのセット。見た目からは想像できない音量と音質に感心していました。
こちらは別の部屋に設置のSuitcase+4Bのセット。「これも見た目以上の音量があり安心してプレイに集中できるサウンドとトーン」とのコメント。
「でもセンチメンタル・シティ・ロマンスのライブはステージの中音が大きいんでもっと音量がないと …..」
….. と言うことで、瀬川氏は以前より、いくつかのコンビネーションのキャビを試していましたが、ヘッドはすでに決定のM500を使って下の写真のキャビネットの組み合わせをチェックすることに。
これだけ揃うことはめったにないんで壮観です!
ちなみに真ん中のM500/8T/16BはPino PalladinoやIncognitoのFrancis Hyltonが来日時に好んで使用するセット。
以下、説明は瀬川さんのコメント。
全モデルM500アンプヘッドはEQオフのフラットで試奏。使用ベースはカナダのDingwallのJazz BassとPrecisionコンセプトの2本。扇型のフレッティングは奇抜に見えますが長いベースネックに合った理にかなった設計。目を閉じて聞くと凄いJBとPベースのサウンドを聞いているようです。
並んでいるアンプは左から、
<M500+12B+12B>
Neopowerスピーカー合計24発。「暖かいサウンドで、他のピラニアスピーカーと比べるとやや重心が下寄りかな。」
<M500+8T+16B>
合計24発のピラニアスピーカーのセットはJ’z Studio West-1に常設のベースアンプ。「ハイからローまでクリア、音量も迫力あるサウンドだでいいけど、一人で運搬するには物理的に難しいかな。」
<M500+9B+9B>
合計18発のピラニアスピーカーのセット。「ローが出すぎず全域に渡ってナチュラルでクリア、使うベースのキャラクターが分かりやすく反映してバランスが良いね。」
その後、ベーシスト/バイオリニストでもある奥様のフミさんと交互に何回も比較チェック。
最終的に決定したのが、下の写真のM500ヘッドにピラニアスピーカー9発の9Bが2台!このセットでパワーは480W(4Ω)。
「ワゴン車の後ろに2台の9Bが並んで入り同時にM500も入る。サウンド、運搬、バンドでの使用を総合的に考えてこれが僕のベストチョイス!」
午後の早めの時間から夜遅くまで丸一日、フィル・ジョーンズ製品のプロジェクトチーム研究会のような感じでお互いに有益な一日となりました。瀬川さん、奥様のフミさん、お疲れ様でした!
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